株式会社ワークライフスポーツは、スポーツビジネスの更なる発展を目指して、品川カルチャークラブ（以下、品川CC）様と一橋大学商学部中村英仁ゼミ(以下、中村ゼミ)様による「クラブスローガンであるBRIDGESの浸透を深めるためのプロジェクト活動」のサポートを実施しました。

　当プロジェクトは2022年7月から2023年3月にかけて実施されました。複数回のオンラインミーティングに加え、地域イベントである「天王洲キャナルフェス」への参加や、品川CC様が運営する「品川カルチャーベース」の視察、2023年3月に開催された「地域交流会 兼 新体制発表会」の見学などで実際の取組みを体感し、今後の品川CC様が目指すべき姿やその実現に向けた取り組みについて、中村ゼミの学生の皆さんから品川CC吉田代表に対する提案を行いました。

　品川CC様にとっては外部の学生の視点から、新たな着想を得ていく気付きの場に、中村ゼミの学生の皆さんにとっては、ゼミ活動を通じて学んだ知識をリアルなスポーツビジネスの現場でどう活用していけばよいかの実践的な学びの場となりました。

品川カルチャークラブ
代表　吉田祐介様
　クラブコンセプトである「BRIDGES」を改めて見つめ直すいい機会となったというのが率直な感想です。学生の皆さんとディスカッションする中で、なかなか思いが伝わらず苦戦したというのも本音としてありました。ただ、リアルな場でのコミュニケーションを重ねる中で相互理解が進み、最終的にこちらの想像を超えるプレゼンを目の当たりにして、非常に感銘を受けました。結果として私たちも自身のクラブを見つめ直す大きなきっかけの場となり、非常に学びが多かったです。中村ゼミの皆さん、ありがとうございました。

フットボール部門　運営担当　島津晏実様
　中村ゼミの皆さん、プレゼンありがとうございました。まずプレゼンの質の高さに感激しました。中学受験率が高いという品川の地域性から「スポーツ×寺子屋」、ターゲットは30代の保護者の方、という戦略は品川CCに適していると思います。また、クラブのSNS発信について大学生の生の声を聞くことができ、勉強になりました。広報スタッフとして、皆さんからいただいた意見は今後活かしていきたいと思います。ありがとうございました！

一橋大学商学部中村英仁ゼミ
中村太紀様
　今回の活動の中で、品川CCは日々挑戦を続ける、とても魅力的なチームだと感じました。これから品川CCはますます発展していくと確信していますし、私たちがその一助になれればとても嬉しいです。

野澤亮太様
　とにかく吉田さんをはじめとした実際に働いている皆さんの熱と本気を直に感じて圧倒されました。その本気に応えられるようそして品川CCのためになるような提案を目指しました。

服部葵様
　非常に楽しくプロジェクトに携わらせて頂きました。今後の品川CCに僕たちの提案が貢献できることを願っております。

中村英仁先生
　稲垣様および品川CC様は、学生が学んできたものを実務と接合させるような機会を、我々と一緒になって作ってくださいました。大学で学んだフレームワークを実務に活かす際に、それをただ応用することが目的になり、何を解決するのか見失いがちです。その罠から抜け出すには、現場で感じられる「本気」という心理的なエネルギーの力が大きいことを我々は学ぶことができました。大変感謝しております。

ワークライフスポーツでは、スポーツとビジネスに関心のある皆さまをつなぎ、スポーツの社会的な価値を高めていくための取組みを進めてまいります。